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一平民が趣味と日々を不定期に書き殴ります
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最近無性に苛つく。苛ついて苛ついてしゃーない。
家の中でだけど。なんでかなー。
親は別に悪くないんだけど。

家にいたくないし、外にも出たくない。
と、たまに思う。実行はしない。チキンですから←


あ、ジャンプ!「くろこ」読んだ!
紫原……え?(・q・)むらさきばら?MURASAKIBARA?

…長くね?しかも紫。…いやいや、意外性ということで笑

雰囲気は今のところ好きですた。髪長いし。
ゆるゆるだし、会話が。違った、台詞が。
あー、「くろこ」連載やりたい!てかそのまえに「ぶりーち」更新しよーぜ、自分w







燦々と降り注ぐ陽光。
開け放たれた窓の向こう。

地面に乱反射して迫り上がってくる熱気。
気温がぐぐっと高くなり。
窓の開放にもかかわらず変化のしない空気にうんざりする。



「(あー…、早く秋にならねぇかな)」
「眩しいからカーテン閉めてもらえる?」
「ん、了解。浅羽…と、誰?」
「あ、松岡春です。君が噂の転校生ですよね?」
「噂かどうかは知らんが転校生の譜宮卦蛾、です」
「塚原要だ。わかんねーことがあったらオレに聞けよ」



はぁ、曖昧に相槌をうつ行動が今朝の苦笑いを彷彿させた。
この表情が癖なのか。
次から次へと質問を投げ掛ける春へ律儀に一つ一つ返すも顔つきもまた苦笑に近い。
鬱陶しいわけではないのだろうが。
どことなく他人と壁を作っているようにも思える。



「で、浅羽の横に居るのは兄弟?」
「うん、双子の弟。ほら祐希も挨拶しなよ」
「…浅羽祐希、です」
「ども。…双子かぁ、じゃあ浅羽だとどっちのこと呼んだか分かんねーな」
「だったら名前で呼んだらいいじゃねーか」



何言ってんだ、当然を言外に含んだ口調。
そうですよ、同意を示す邪気のない笑顔。
一瞬、ほんの僅かに卦蛾の表情が崩れたのを見逃さなかった。



「ところで、松岡たちは何でここに?」
「屋上が今日は何故か混んでて」
「そう。んじゃ邪魔者は退散するわー」
「え、卦蛾くんも一緒に食べませんか?」



ぴしりと完全に停止した身体。
停止と言うよりは硬直したと言った方が表現としては正しいかもしれない。



「…、皆様が宜しいなら」



弱弱しく崩した笑顔には困惑がありありと浮かんでいた。



無彩色の仮面を
-その内側に興味が湧いた-



(どうして)
(一緒に食べることに)
(困惑するのだろうか)





――――
自分にとっての普通が常に人の普通とは限らない
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